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『trattoriw auntei』の現場推進時の構造補強から下地造作の作業ログです。


あらかたの解体が終わり構造に干渉しない大引を撤去し、地ならし。
そして@200の鉄筋メッシュを配筋。
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その後ケミカルアンカーを既存布基礎部分に打ち込み@250でアンカーを打ち込んでいきます。
その後、鉄筋メッシュの上に土間コンを流し、既存基礎部分と新設基礎部分を固めます。
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そして恒例の猫の脚跡(笑)
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既存構造梁の補強+火打の取り付け
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補強が終わればいよいよ、軽鉄工事で下地をおこしていきます。
この段階で少しでも誤差があれば最終仕上りで狂いが生じる為、一番シビアでピリピリとしています(笑)
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電気工事では動力、電灯、弱電、200本近くの配線をコンセントや照明器具の位置まで持って行きます。
ガス工事や換気工事、エアコン配管なども同時推進します。
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その頃、屋根の上では、新設の屋根工事を行っていました。
5月なのに非常に暑かった事を記憶しています。
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そして、1Fでは、断熱の為のグラスウールを充填し、ボードを張っていきます。
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ここまでが、構造補強・下地工事の大体のざっくりとした流れです。
この工程が、設計施工の最も重要な期間です。

いつも、現場解体時などに思うのですが、表面はそれなりに仕上がっていても、一枚めくってみると構造材や、設備配管がとんでもない状態で施工されているのをよく見かけます。

内装の見た目を変える事をひたすら誇張するようなメディアにプロも含め多数の人の目が行っているからでしょうか。

素材や設備、構造それらを熟知し、コストバランスを考え、デザインできる様なプロフェッショナルになれたらな。と心から思います。
知れば知る程、200年くらいかかるかな。。。笑

けど、日々がんばっていきます!


trattoriw auntei OPEN !

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まずはじめに。

先日6/9に、trattoriw auntei - トラットリワアウンテイがオープン致しました。

思い起こせば前回のブログでも書いていた通り、非常にタイトでフル稼働な現場でした。

無事、引き渡しが出来てホッしながらも、ゴソゴソ仕事に追われています。

今回、プランニングやコンセプト、基本設計はすべて任せて頂けたので、非常にスムーズに設計推進できました。

鰻の寝床の様な奥行き20Mの現場だったので、1つの店の中に4つのSHOPを造るイメージでコンセプトを決定し、カジュアルなスタンディングバールからゆっくりくつろいで楽しめるサロンスペースまでプランニングしました。

現場は築60年以上の古民家。構造補強や屋根、雨仕舞。水道、ガス、電気の引き込みなど、設備工事にコストが想像以上かかるため、過度なデザインは排除し、核となるデザインプロポーションを固めました。

今まで幾度となく繰り返して来た、設計・施工の基本的な造形とプラスし、今回は、自分自身がデザインできる限り、色と素材を多く使う事にこだわりました。

安易にコンセプトカラー、コンセプト素材を定めるのではなく、料理の邪魔にならない色と素材。

サービスマンや料理、そしてそこで楽しむお客様、それら全体を包み込む器として建築をとらえ、多くの色と素材でデザインしました。

例えば、カウンターイス。
並列したすべてのイスの張地が微妙なグラデーションになっていて、デザインされたパイピングも一色ずつ違っています。
そしてその後ろに隣接する格子席のイスも違った形、違った張地で製作されています。

奥のサロン席も同様に、全て違った形状のイスに異素材の張地を張っています。

また、スタンディングバールのビッグテーブル、カウンターやサロン席のテーブルも全て違った材質の無垢材を用いて、全て違った加工方法で熟練の木工アーティストが仕上げています。

外観や内部壁面や天井の仕上げ、また塗装の色までも全て違った素材でデザインしました。

そしてそれらを演出する照明器具もブースごとに全て違った器具で設計しています。

その100種類を軽く超えるそれらすべての素材の調和が、今回のテーマの全てでした。
欲を言えば、完成時と自分のイメージがズレ無い事。

解体後のスケルトンの段階で全て発注しないと間に合わない工期だったので、完成形に近づくにつれヒヤヒヤしていましたが、棟梁を始めとするチームのみなさんのがんばりのおかげでイメージより良く仕上がった様に思います。

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自分が20代前半に憧れた国内外の先人の設計した建築。
それとは逆行する現代の塗り絵の様なチープデザイン。
色んな思いが混じりながらの数ヶ月でした。

今のチームで仕事して10数年。
だからこそできる、今の自分の精一杯の形。
言葉にする事は難しいのですが
どっかで、誰かに伝わればと。
苦心しながらも心の底から楽しんでプロジェクト推進することができました。

今までのキャリアの良い区切りになりました。
そして、ご協力頂いたチームの皆さん、応援頂いた方々、本当にありがとうございました。


最後にこの素敵なチャンスを与えて下さった阿吽亭のマスターに感謝の形とさせて頂きます。

今後、この地域で芽吹く新しい息吹の先駆けとなる事を心よりお祈り申し上げます。

改めまして『trattoriw auntei』オープンおめでとうございます!

現場のはなし。

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今年初めから進めていたプロジェクトの『阿吽亭』の2号店『trattoriw auntei-トラットリワ アウンテイ』の工事が先週始まりました。


築60年の古い民家の大改装ですので、解体と構造補強が大変になるだろうと思ってましたが、やはり、想像以上に大変です。

現場が難波千日前という立地もあり、近隣にもかなり気を使います。。。

弊社も施工依頼している田川工芸さんも古くからの近隣なので、まだ周囲の目は比較的やさしく感じます。

ご迷惑を軽減するためにも最短で推進します。

工期は約30日。できるのか。。。笑

1週間程で解体があらかた終わり、良い状態で非常に立派な構造梁と柱が残っていました。
せっかくですので、それらを防蟻し、補強し、一部天井を作らずデザインし直す事にしました。

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床下は当時の基礎の
土。鉄筋を配筋しコンクリートを打設し基礎(H≧200)を新設する予定です。
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ちなみに、解体前の写真。
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懐かしく感じると同時に、60年を超えてしっかりとした技術で建っている当時の構造や建具技術に深く畏敬の念を抱きました。

『destruction』と『evolution』。
いつも思うのですが、壊さないと進化できないという発想にならないように、

過去の素晴らしい技術と微妙なバランスで融合しながら進化できる様に推進していきます。


SHOP CARD design

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弊社でデザインさせて頂いてるショップカードのお知らせです。

店舗を設計させて頂いたお客様、家具などを納品させてもらったお客様に名刺やショップカードをシーズンごとにデザインし、特殊な印刷会社でプリントしてもらい納品させて頂いてます。

そのいくつかをご紹介したいと思います。


先日、COFFEE HOUSE SOLさんに納品させて頂いた2012-秋冬Ver

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2012-夏Ver。
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夙川の桜の季節には桜Ver。
特殊な印刷で光に当てるとシーズンロゴと桜が浮き出ます。
個人的にこういうSHOP CARDが好きです。
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X'mas Ver。
上記同様に特殊な印刷で光に当てるとシーズンロゴと雪が浮き出ます。
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イタリア家庭料理gufoさんのショップカード
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gufo(ふくろう)が光って浮き出ます。
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弊社が携わったお店に来られるお客様の楽しみの1つになって頂けたら、と思いデザインしています。

いつもおまかせでのご依頼ありがとうございます。
ネタつきない様に励みます^^


ホスピタリティー。

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こんにちは。

今日はユニバーサルデザインについてお話させて頂きます。

先日お世話になりました『COFFEE HOUSE SOL』様のオーナーは、

非常にお客様目線のサービスを提供されています。

案内パネルや段差の解消、スロープなどは、勿論の事、ベビーベッドやその他色々予算内でできる事は色々してほしいと依頼されました。

そして。。。

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                                階段の立ち上がり部分に金物を。。                                                                                                                                                車椅子用のスロープを取付ける為の金物です。
現場に大工さんに地面に合わせて細部までこだわって造ってもらいました。
その左手に見えるスロープはベビーカー用のスロープです。
女性ではベビーカー持ち上げるのもしんどいですもんね。                                                                                      トイレの引き戸ですが、特殊なスライドレールで天井から吊っているため、非常に軽く開き、下に段差のレールもありません。
そして、入ると扉の自重で勝手に閉まります。                                                                                           トイレ内は、手すりやベビーベッドも完備しており小さなお子様連れのお客様も安心してお使い頂けます。
また、トイレ内の鏡は鏡の名産地である静岡の工場で特注しているので、非常にクリアーにうつります。                                                                                                                                                                      今回、現場を造って行く過程でも感じましたが、年齢、性別、お子様連れ、関わらず、様々な人が楽しめるお店は本当にまだまだ、少ない様に思います。

『サービス+デザイン』としてこれからも様々な点をバージョンアップしながら、色々な方々に喜んでくつろいで頂けるお店になる様、お力添え出来ればと思っております。

                                                                                                                                                                                                         
                                        


                                        
この人のディランのカバーはアリだと思います。。。
                                                                                                                                                              

COFFEE HOUSE SOL OPEN !

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ブログをご覧の皆様こんにちは。

ご無沙汰しております。

夏頃からバタバタしてまして、気がつけばこんな季節になってしまいました。

つい最近まで半袖で現場で働いていたのに、もう冬間近という感じですね。

はじめに、お知らせをさせて頂きます。

弊社で設計施工させて頂いた『COFFEE HOUSE SOL』10/28にオープン致しました。


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『COFFEE HOUSE SOL』のオーナーと出会いは、フラッと弊社にご来店頂いたのがきっかけでした。

オーナーのコーヒーに対する真摯な姿勢と熱意、そしてそれだけを全面に推し出して、お客様固定を図るのではなく、もう少しプロポーションを柔らかくして新しい方々にも是非知って頂きたい、という柔軟なスタイルに、非常に共感を感じスタート致しました。

オープンまでまったく時間が無かった為、早速、9月の中頃からプランニングとデザイン設計にかかり、9月末から現場解体が始まりました。

デザイン・設計に約10日、施工が約20日、ひと月程度でしたが2、3ヶ月分くらい働いた様な気がします(笑)

7割程度設計プランを決めて、後は現場でイメージを固めて造って行くというスタイルで始めました。

ほぼ全体の形が出来てきたところで、

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11_4_5.jpg                外部壁のオビ杉のピーリング材で建具を作ったり                                                                                                                                                                          壁に貼ったり、間仕切りを建てたり

                                                                                             


           

レッドパインのフローリング材でスロ−プを造ったり。

                                                                                             


           
配管やパイプを寸五の米松で乱貼りして囲ったり。

ちなみに柱型の右隣の植栽は『katarina.K』さんにイメージをお伝えして選んで頂きました。

エバーフレッシュ(ねむの木)です。夜になると葉を閉じ、朝日が当たると開くという木です。

                                                                                             

そして最後にやってきたオーナーこだわりのエスプレッソマシーン。

『Victoria Arduin』

単相200V - 4500W

圧巻です。。。

                                                西日本でこのマシンを入れてる店はまだほとんど無いそうで、
先日、ラテを頂きましたが、今までに飲んだラテとは全く違う飲み物でした。

ホントに驚くほどまろやかで芳香でおいしいです。


今回、偶然に同世代のオーナーと仕事をご一緒する事が出来て、『コーヒー』に対して、また現代の『サービス』に対しての考え方は、異業種ですが僕たちとシンクロするものがあり非常に勉強になりました。

オープンスタイルのカウンター席もありますので、キッチンの臨場感を楽しみながら

コーヒータイムを楽しんでみて下さい!

ありがとうございました。

Silver & Gold Umeda 2。

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皆様こんにちは。

朝晩はまだまだ寒いですけど今日は久々にいい天気ですね。

では、前回の続きのラスト3日間です。

僕は工事の中で左官が一番好きですが、

何とも言えないあのプラスターと水の香りなんでしょうか?

非常に落ち着きます。

今回は栃木産のしっくいを使用致しました。

しっくいを使用すると少々コストもアップ致しますが、

しっくい壁を一面入れるだけで、梅雨のジメジメもエアコンによる空気の乾燥も

全く違ってきます。

素晴らしい吸放湿性ですね。

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いよいよ仕上げに入っていきます。

しっくい専門の左官職人さんが、

慣れた手つきでシゴいて行きます。

弊社ではなるべく様々なニーズにお答えするために、

最終仕上げのコテ型を一度、

オーナー様に見て貰って決めて頂きます。

きっとその分、愛着もわきますし

より深く知ってもらえます。

入口のポーチが真っ白な洞窟の様になってきました。

    ↓

続いて床のクリアー防塵塗装です。

今回はテナントビルの一階なので、

無臭のコーティング塗料を使用致しました。

便利な物が出来てきましたね。

ムラにならないように、一人がジョウロで撒いて、もう一人がモップで塗布して行きます。
    ↓

そしてカーペット引き込み。

今回はウール100%のウイルトンカーペットを使用し、更にその下にもう一枚ハイクッションという弾力性のあるシートを敷いているため、歩いた感じがフカフカです。

ホテルのスイートルームのノリですね。
    ↓

そして入口上部に収納式のオーニングテントを取付けます。

中央の空いてるスペースに、

「AAL associates」 の高見君製作の建具が入ります。

そして完成ですね。

無事に間に合って良かったです。

                 

「Silver & Gold」さんとの出会いは、3年程前の四ツ橋店の新店工事になります。

オリジナルブランドをはじめ、国内外のブランドをセレクトしておられますが、

扱われている商品は、時代に応じて一生懸命服作りしているブランドばかりです。

それらをミックスしながら、「Silver & Gold」さんの味付けでコーディネートされており、いつも非常に勉強になります。

まだまだ進化されて行く事を心より楽しみにしております。

5月1日オープンとなりますので、皆さん是非足を運んでみて下さい。

ありがとうございました。

Silver & Gold Umeda 1。

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皆様こんにちは。

今月初め、友人でもある 「AAL associates」 の高見麗君からの依頼で

『Silver & Gold Umeda』の新店工事に携わらせて頂きました。

その時のレポートをしたいと思います。

今回は、主に外部エントランス作製と内部床モルタルコート、カーペット施工を引き受けました。

オープンが迫っていた為、設計、施工図作製&発注期間が1週間程しか無く、

久しぶりに焦りました(汗)

そして工期も1週間(笑)

少しでも早く引き渡さないと、高見君の家具工事が大変になる・・・という事で、ひたすらがんばってみました。


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まずは解体です。

いつもながら素晴らしいスピードです。
大体、何でも1日かかりません。

今回も何かと田川工芸さんにお世話になりました。

    ↓

そしてエントランスの壁、天井の立ち上げです。

今回の施工は、作製した壁に収納式のオーニングテントを取付ける為、

軽量鉄骨にライトゲージを溶接しガチガチに固めます。

そして外部用のボードを取付けます。
    ↓

その頃、入口では・・・

防腐処理を施した角材で大工さんが下地を作製してます。

ビス穴まで全て防腐処理して行きます。
店内に雨が入らない様に微妙に5ミリ傾けています。

この細やかな作業が、数年後、腐らずに味わい深いウッドデッキに変わって行きます。
    ↓

土間左官です。

床をモルタルで仕上げたい。

という意向でした。

ですが、既存床はセメントなので、

同じアニオン(−イオン)系のモルタルでは仕上げれません。

そこで、特殊な樹脂を間に塗布すると、

「つなぎ」となってモルタルがくっくようになります。

塗り終わったところで、モルタルでシゴいていきます。

    ↓

エントランスのしっくい壁の下地にもモルタルをシゴキます。

そして、しっくい用の下地をシゴきます。

今回エントランスの仕上がり全てが

プラスター(しっくい)仕上げになるので、

少し施工が複雑になりましたが、

この段階でやっと下地終了となります。

ここまで4日間。

少しずつイメージが出来てきました!

完成。

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こんにちは。

この数日寒すぎますね。

皆様いかがお過ごしですか?

昨年末、内装デザイン・施工させて頂いた奈良の「市押」様のファサード(外装)工事&家具納品に行ってきました。

その様子をアップします。

*** まず、ファサード工事です。***

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内部とのイメージをつなげる為に、

正面ガラスFIXの両サイドに化粧柱を製作しました。

よりエッジを効かせる為に、

表面仕上げ材にはアルミパネルを使用しています。

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継ぎ目をパテでシゴき、

樹脂系の防錆下塗りをして、

        

本塗装をして完成です!



                              
*** そして家具納品です。***

RAYSオリジナル『 WHITE Booth 1 - レジ台 』

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商材であるキムチを引き立たせる為,

レジ周りは全て鏡面の「白」に統一しています。

レジ台前面に見える棚は、

お客様が会計時にバッグなどの手荷物を乗せる棚です。

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                レジ棚の内部にはコンセントを仕込み、

引出しには重量用のスライドレールを内蔵しているため、

非常に出し入れし易く、頑丈に出来ています。

オーナーにも非常に気に入って頂けて良かったです。

           
RAYSオリジナル『 WHITE Booth 2 - 収納ボード 』

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RAYSカスタム『 WHITE Booth 3 - 冷蔵ショーケース 』

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          今回は冷蔵ショーケースも、同色に焼付け塗装したスチールプレートでカスタムしました。

何ともいえないデザインの既製品のショーケースもかなりすっきりとカッコ良くなりました!

ついに完成です。

あとは、流行ってくれますように。。。


弊社では、デザイン・設計・施工・家具製作まで全てトータルで請け負っています。

そうする事で、より一貫したデザインとコストバランスを追求していく事ができます。

時にはオーナー様と意見がぶつかったり現場での予期せぬトラブルもありますが、

オープンを迎えて笑顔でお客様が集まってるのを見ると、仕事冥利につきるなぁ‥‥と

ホントに思います。

SHOP DESIGN

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こんにちは。

今回は先月に着工させて頂いた、奈良のキムチ店「市押」さんの施行現場をアップしていこうと思います。

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まずは解体です。

純和風のキムチ店ではなく、

開放感のあるスタジオっぽいイメージが

今回のコンセプトだったので

天井を吹き抜けにする為、すべて撤去し配線処理します。

       ↓
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すっきりしたところで、

エアコンを吊り直して移設し、

壁を立ち上げていきます。

       ↓


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壁が立ち上がったところで、

ボードとボードの継ぎ目とビス穴を、

寒冷紗というシートとパテで埋めていきます。

この作業を丁寧に行う事により、

塗装が美しく仕上がります。
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       ↓

壁の塗装も仕上がり、

配線ダクトなどの電気工事も終わり、

スポットライトも取り付けて

       ↓

天井の吹き付け塗装と

エアコンの塗装も仕上がりました。

マットなブラックが、クールな雰囲気に仕上がって

開放感が出てきました。


       ↓


厨房の防水処理も施します。

今回は骨材を左官し、

防水性のある樹脂系塗装膜で、

3回コートしました。

       ↓

床も張り上がりました。

フローリングには厚さ30mmレッドパイン(欧州赤松)の無垢材を使用し、

クリアーのUV塗装で仕上げているので

塗膜が非常に固く長持ちします。


       ↓
そして

ついに完成です!

後は家具を制作して、

2月7日オープンとなります。

本場のキムチを製造・販売してますので是非食べてみて下さい!

オーナー夫妻のご厚意で

色々な種類のキムチを試食させて頂きましたが、

非常に辛さが効いていて、

コクがあってとてもおいしいです!                                        


日本で販売されてるキムチと本場のキムチは、

作り方がかなり違っていて、3日間程、2〜3時間毎に色々と手をくわえないといけないそうです。


やっぱり、おいしいものは何でも手間と時間をかけないといけないんだなぁ。。。と実感しました。

これからの季節、最高のキムチ鍋ができますよ!

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