先日、いつもお世話になってる電気屋さんと話の流れで、現代陶芸作家の話になりました。
一家全員が現代陶芸家である『中島晴美さん・克子さん夫妻、そのお嬢さん高津未央さん』の話です。
中島晴美さんは水玉模様の球体立体アートを手びねりで造形しており、様々な海外美術館で展示されています。またその傍ら、愛知教育大学で教授もしながら後進の育成もされています。
中島克子さんは、国内外でたくさんの受賞歴がありニューヨークのギャラリーで販売されています。土と銀など、異素材の組み合わせで有名です。
その中島克子さんが実の姉であると。
聞いてホントにビックリしました。
10数年一緒に仕事をしてて初めて知りました(笑)
思わず、なにか下さい。と冗談まじりで話してたところ、
先日本当に頂きました!
一見、持ち手つきのアートに思えますが、3つに別れ、それぞれがふたになっている菓子器です。
中島克子さんは信楽焼きから陶芸を始め、現代陶芸に移行されたようです。
用いている染料はすべて、自然の鉱石からとれるブルーです。
僕は以前から、釉薬を使用しない自然釉の焼締めが好きで普段から使っており、
今回初めて、現代陶芸に触れてみたのですが、歴史を大切にし、時代と照らし合わせながら試行錯誤された方々の現代陶芸はやはり違う様に実感致しました。
このような先輩方がおられる事は業種に関わらず、一人の造り手として、非常にありがたい事だなあと実感しました。
皆様ぜひ見に来て下さい。
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